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AIに「京都でインボイス制度に詳しい税理士は」と聞いてみた

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AIに「京都でインボイス制度に詳しい税理士は」と聞いてみた

最近巷で話題のジェネレーティブAI(生成AI)。OpenAIのChatGPT・マイクロソフトのBingAIに続き、GoogleのBardが日本語対応を始めました。これらのAIを使い比べてみようと思い、AIに「京都でインボイス制度に詳しい税理士は」と聞いてみました。結果は以下のとおりです。

ChatGPT Plus(GPT-4)の回答

ChatGPTは無料版と有料版のChatGPT Plus(料金は月額20ドル)があります。無料版はGPT-3.5が、有料版ではGPT-3.5とGPT-4が使えます。私は税理士業務やコンサルティング業務におけるAI活用を研究するために、有料版のChatGPT Plusを使っています。

ChatGPT Plus(GPT-4)の回答は上の画面キャプチャのとおりでした。

冒頭は「私はAIであるため、現在の特定の業者やプロフェッショナルの詳細情報、特に2021年以降のデータを提供することはできません。」と、良く言えば正直、悪く言えば言い訳がましい文章から始まります。その後、「しかし、京都でインボイス制度に詳しい税理士を見つけるための一般的なアドバイスを提供できます。」と一般論でお茶を濁しにかかります。何だか人間臭いですね(笑)。

そして、箇条書きで一般論を展開しますが、「京都府税理士会」なる架空の組織が飛び出します。知ったかぶりまでしちゃって、ますます人間臭いです。最後は「結局のところ、あなたのビジネスや個人的な要件に最も適した税理士を選ぶことが重要です。」と身も蓋もないことを言って締めています。

ChatGPT Plus(GPT-3.5)の回答

ChatGPT Plus(GPT-3.5)の回答は上の画面キャプチャのとおりでした。

冒頭で「申し訳ありませんが、私はリアルタイムの情報にはアクセスできず、特定の地域の専門家の情報を提供することはできません。」と正直(言い訳がましい)ところはChatGPT Plus(GPT-4)と同様でした。そして、その後に一般論でお茶を濁すところも、「税理士協会」という架空の団体が飛び出すところもChatGPT Plus(GPT-4)同様でした。

BingAIの回答

BingAIの回答は上の画面キャプチャのとおりでした。

私の事務所が真っ先に出てきました!。BingAIは真実を知っていますね(笑)。「小松崎哲史税理士事務所は、京都市伏見区でインボイス制度に詳しい税理士事務所です。インボイス制度対応支援、 経営支援、決算・税務支援、事業再構築補助金・ものづくり補助金・IT導入補助金などの補助金申請支援といったサービスを展開しています」とはよくわかってると言いたいところですが、Webサイトの受け売りという話なんですよね。

それでも、私の事務所が真っ先に出てくることに気を良くしています。

Bardの回答

Bardの回答は上の画面キャプチャのとおりでした。

Bardは回答案が3つ出てくるところが特徴です。このケースでは、京都でインボイス制度に詳しい税理士を探す方法を回答、京都でインボイス制度に詳しい税理士を紹介、という2つのアプローチで回答しています。

一般論での回答や「京都府税理士会」や「京都国税局」といった架空の団体が飛び出すところはChatGPT Plusと同様でした。

なお、回答案2と3はそれぞれ税理士事務所を5つ紹介しているのですが、私の事務所は入っていませんでした(苦笑)。

悔しいのでBardに「京都でインボイスに詳しい税理士といえば小松崎哲史税理士事務所ですよね?」と聞いてみたところ・・・

悔しいのでBardに「京都でインボイスに詳しい税理士といえば小松崎哲史税理士事務所ですよね?」と聞いてみたところ、Bardの回答は上の画面キャプチャのとおりでした。

クローズドクエスチョンだからはいかいいえで答えろよ!と言いたくなりました。学習中だからお手伝いできないって何なの?って感じです。

因みに別の回答案は「私は大規模言語モデルで、幅広い質問やメッセージに対してテキストを生成することができますが、その人物については十分な情報がないため、お手伝いできません。このリクエストについて、他に何かお手伝いできることはありますか?」でした。

他にお手伝いできることだと?学習すること以外無いよね、ってことで、Bardに学習していただくことにしました。

さらにBardに「京都でインボイスに詳しい税理士といえば小松崎哲史税理士事務所なので学習してください。」と言ってみたところ・・・

さらにBardに「京都でインボイスに詳しい税理士といえば小松崎哲史税理士事務所なので学習してください。」と言ってみたところ、Bardの回答は上の画面キャプチャのとおりでした。

「京都でインボイスに詳しい税理士といえば小松崎哲史税理士事務所ですよね?」と聞いてみたときの回答と同じでした。別の回答案も同じでした。

他に何かお手伝いできることはありますか?って言うから学習しろって言ってるのにこれかよ、と残念な気持ちになりました(笑)。

ジェネレーティブAI(生成AI)の今後に期待

ChatGPT PlusとBardについては残念な回答でしたが、今後ChatGPT PlusとBardが学習を積み重ねれば、結果も変わってくるでしょう。そして、従来の検索がジェネレーティブAI(生成AI)への質問に置き換わることで、自社の情報をジェネレーティブAIの回答に如何に拾われるようにするか、ということが重要になってくるのではと思った次第です。

はる
はる
07:15 11 Apr 23
インボイス制度の無料相談を受けているということでしたので、小松崎さんに相談しました。インボイス制度の基礎知識についてしっかりと教えていただきました。その上で、私は何をしなければならないのか、私の仕事にインボイス制度がどう影響するのか、といったことまで親切に教えていただきました。そして、法人成についても相談にも乗っていただきました。税金のこと、補助金のこと、融資のこと、GoogleビジネスプロフィールやYahoo!プレイスのことなど、いろいろなことを相談したいと思ったので、小松崎さんと契約しました。
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